技術・開発事業は、下記の2部門から成り立っています。

1.表面処理を基軸とした新しい事業への展開のための新技術を開発する開発部門

2.既存事業部の新製品、新技術を開発・提案する技術部門

主には、新技術開発や補助事業の研究開発を中心に行っています。

アイテックのビジョンである「世界に無いものを!技術のアイテック」を目指し、基礎研究から応用技術をひとつの部門に集約することで、発想豊かな技術開発体制を構築しています。お客様からの新規のご相談や表面処理事業部からの依頼などから市場分析等を行い、テーマを選定し取り組んでいます。既存技術を活かした研究や世の中にない技術を開発するなど、様々な研究を行っています。

世界で初めて安定したナノダイヤモンド分散複合めっき(NDCO=ナデコ)

従来、均一に共析させた複合めっきを得ることが困難なナノダイヤモンド(ND)粒子を、10~100nmのオーダーで均一に分散共析できることを、 世界で初めて実現した技術です。

新たな分散複合めっき EVC(イブシ)

無潤滑条件にて、DLCに優る摺動特性を発揮する固体潤滑粒子の複合めっき(EVC=イブシ) を開発しました。

燃料電池用金属セパレータ

汎用金属であるステンレス製のセパレータへ、当社が長年培ってきた表面処理技術を施すことで、従来のカーボン製セパレータと同等以上の性能を得ることに成功しました。

燃料電池向け金属セパレータ用の高耐食性・高導電性酸化膜(Mistic=ミスティック) 

大気中で成膜できるミストCVD法によって、高耐食性・高導電性酸化膜を燃料電池向け金属セパレータ用に開発しました。

Ni-W 合金めっき(ニッケルタングステン合金めっき)

一般的にめっき加工にて析出困難とされているタングステンをニッケル合金として共析させることに成功しました。

産官学連携・補助事業

2005年に締結した国立大学法人・福井大学との包括連携協定の紹介、各種共同研究・補助金事業の実績について掲載しています。

補助金等の公的研究費の管理・監査への取り組み

当社では、補助金等の公的研究費の管理・監査への取り組みを実施しております。

新技術開発ストーリー

当社の表面処理技術について、約30年にわたる研究開発の足取りをストーリー形式で紹介しています。